地震から、一夜明け…。

昨日の地震から一夜明け、被害状況が明らかになり、胸が痛みます…。
親族・知人、友人から問い合わせをいただきますので、我々の報告を簡単に。
私は会社19階におり、人生最大の揺れで恐怖を感じるほどでした。会社からは地震直後には佃方面の火災(煙)がみえ、しばらくして千葉方面の炎が映画をみるように見え、しばし呆然。夫とは携帯で連絡がとれず、一番心配したのが保育園にいる息子の安否でした(夫は東京国際フォーラムのイベント出席ときいてましたから、まぁ私とさほど状況は変わらないだろう、と予測)。
←写真は会社19階から地震直後15:09に撮影。佃方面に煙が見える。また、橋の上は渋滞し徒歩帰宅し始める人も。
結局、17時前くらいに会社総務のアナウンスで「公共交通機関は止まっているが歩いて帰ることのできる人は気をつけて帰るように」とガイドがあってから、急ぎ歩いて帰りました。約2時間かけて帰宅。夫のほうが30分くらい早く着いていたようで、すでに息子と夫は帰宅済みでした。家もほとんど被害なく、無事です。
心配なのが夫の実家仙台で、義母・義妹より「皆無事です」のメールをもらって以来、連絡がとれません。おそらく携帯の充電もきれているからでしょうし、そもそも電話は通じません。海岸沿いではないので津波の被害はないでしょうが、被災状況、非常に気になります。夫友人の一部は避難所待機しているとのことです。
それにしても、東京ですら、連絡とれない状況で昨日は夫と息子の顔を見るまでは不安な時間を過ごしました。電話系はダメですね…。携帯よりまだ固定電話のほうが使えましたが、一歩出遅れて固定電話を使ったらもうぜんぜん通じませんでした。災害ダイヤルのようなものは使い方を知らなかったし夫との連絡は全くとれませんでした。唯一ネット=Twitterで不安をつぶやいていたら、京都の友人が返答してくれたのが唯一確実な連絡手段でした。が、夫、Twitterしてないし...。こういうときは、ネット上で実名公開してTwitterでみんなと結びついてて、どこでもネットつながるスマートフォンを持ってる、というのが理想だったな、と思いました。映画ソーシャルネットワークをみて、Facebookの実名公開主義にも、最近納得していたところでしたし。例えばこちらのエントリー
それはさておき、余震もまだ続いていますし、なにより、仙台の状況が心配です。今日1日TVに釘付けで、昨晩の歩き疲れと夜も余震で眠れなかったこともあり、ぐったり。そんな中、息子は無邪気で、いつもと変わらない様子をみせてくれるのが救いというか不思議というか。家族と過ごせる幸せを、いつも以上に感じます。