STEM教育に関するセミナーに参加してきました

ちょこっと参加させていただいている団体のSTEM教育セミナーに参加してきました。
※STEM教育とは、サイエンス(science)、テクノロジー(technology)、エンジニアリング(engineering)、数学(math)に重点を置いた教育のこと
元々興味がある分野、かつ、取り組みに積極的・肯定的なので特に目新しい気付きは得られなかったのですが、プログラミングは基礎教養、プログラミング「で」まなぶ、というのを再認識。そして「答えがない時代に自分の解を見つけるのも親の仕事」という言葉が印象的でした。
参考になった点がいくつかあったのでメモ:
その1:学習する際に大切にしている10の視点

1.学び方を学ぶ
2.楽しく学ぶ
3.本物と触れる
4.協働する
5.教えあい学びあう
6.創造する
7.発表する
8.プロセスを楽しむ
9.答えはない
10.社会とつながる

これ以外にも、ワークショップを開催し子供と接する際にファシリテーターが気をつけることとして、「子供の興味と主体性を大切に」「目標設定」「プロセスを振り返る」「同じ目線の高さ」「答えでなくきっかけを提供」「効果的な問いかけ」「空間」「時間」「自分も楽しむ」とのアドバイスがありました。

その2:講師のプレゼンテーションが上手!
想いがあることが十分に伝わる話しぶり。チャートは想いを表現するための手段にすぎず、シンプルな言葉で相手を飽きさせないように動画も挟む、など工夫されていました。いつも仕事でビジーなチャートを使う自分は、こんなに想いを持ってプレゼンできているだろうか、としばし反省。

その3:子育てネタ
第一線で21世紀型スキルやらSTEM教育を推進している講師の方が、自分の子供にどういう教育をされているか?と質問されると、「興味が持っているときがその(勉強すべき)時!」との信念で、特別なプログラミング教室などには通わせていないかわりに、iPad には自分がフィルタリングした面白アプリを何百もインストールしておいて子供が好きなときに使わせている、のだそう。その結果、勝手にひらがなを覚えていたり、世界のマイナーな挨拶をおぼえていたり。プログラミングのアプリも入れているけれど興味を持っていないので特別な指導はなにもしていない、とのこと。どう伸ばしてあげればよいかと躍起になる必要はないんだなぁ。。。。。