学んだことを実践へ活かさないと意味がない

このところ、興味ある講演会に続けて参加。いずれも中身が濃く前のめりになるお話で素晴らしかったのですが、日々の雑多の中で生活していると、あっという間に頭の中から忘れ去っていきそう....。
それはさておき、昨日、産休・育休明けで4月に仕事復帰してくる後輩女子とランチ。赤ちゃんと一緒だったのでとっても癒されたのですが、一方で話をきいても「?」なことが多くすんなり想いが通じあえないので、もやもや感・ストレスを感じてしまいました。昔から年上と話をするのは大好きなのですが年下とうまく話せないのは私個人の問題としてあり、今回も自分が通ってきた道ではあるのにまたまた共感力を発揮できなかったなぁ、人間力低いかなぁ、と反省。
講演会で示唆をいただいたことを、「ジェネレーションギャップがあっても意見の相違があってもうまくコミュニケーションできるようになりたい」という自分の目的に実践的に活かしたいという観点で、印象に残った言葉をメモしておきますと

・自分は「世界経営計画のサブシステム」であり、「この世界をどのようなものとして理解し、どこを変えたいと思い、自分は今のポジションでその中でどの部分を担うのか」を一生考えていく。それが生きる意味。
・森の姿を素直にみなければ、一本の木ですら植えられない
・人間は動物である
・大人の学びは「痛み」である。だから本能的に避けるのは当然の理
・「誰が」いったのかより「何を」いったのか
・タテ・ヨコ思考の重要性(時間軸、空間軸を伸ばす)
・数字、ファクト、ロジックのみで考える
・原則に従う
・イメージを具体化する→論理的に説明できるか
・人のやり口を真似ては駄目。真似たらすぐに崩れていく
・大切なのは、「正直さ」。背伸びしないこと
・不完全さをさらけ出す。無駄な期待に応えない(自分は完璧か?完璧ではない)
・ほめるのはやる気スイッチをいれるとき
・承認する(acknowledgement)とは事実を認めること

世界経営計画のサブシステムを担う中で、人間は動物であるという前提を理解したうえで、現状や自分の立ち位置・ポジションを認識し、原則や数字・ファクト・ロジックに従いながら色眼鏡をかけずに、自分なりのスタイルで貢献していく。
この自分のスタイル確立、というのがとっても難しく、思わずきいてみたのですが、「難しいです。3年はかかりますね。とにかく真摯に自分と向き合うことです」と助言され、深く納得。
せっかく良いお話をきいたので、これからの自分の行動に活かしていきたいものです。