那須へ。植林体験♪そして家への夢が膨らみました〜。

土・日の週末で建築家ご一家、そのお姉さんと双子の女の子たちと一緒に、那須一泊旅行をしてきました♪といっても今回の一番の目的は、家作りをお願いしている工務店さんがNPO法人「森と家を結ぶ会」と一緒に企画してくださった『栃木八溝杉 産地見学会』に参加すること。
土曜日はそれぞれ別々に楽しい時間をすごし、わが家は夫(←大きい子供)のたっての希望で那須のサファリパークへ出かけました。息子、近づいてくるゾウやキリンにおびえ、せっかくのサファリカーでも窓を閉めてしまいましたが(汗)、それでも記憶にはしっかり残ったようで「ゾウさんみたの〜」「キリンさんいたの〜」と嬉しそうに話していました。
日曜日はメインイベント、産地見学会へ。わが家はバタバタと身一つできてしまい前提知識も準備もあまりできていなかったのですが、主催者のみなさまのおかげで学び多く楽しく過ごすことができました。
集合場所ではお茶やらお菓子やらをいただき、いざバスで出発。山に到着した後は、NPO法人の方から林業の現状などなどお話をお伺いし、ぐっと興味が高まりました。すぐ横には間伐材が切り倒されている様子が見えましたが、輸送コストがかかるのでそのまま放置、なのだそう。コストの安い輸入材なども入ってくる中、いい状態で山を保つことも難しそうです。
そして、いざ、植林を体験すべく急斜面へ。「ほんとにここ登るの〜」と悲鳴をあげたくなるような斜面でしたが、せっかくきたのだからと息子をおんぶ紐で背負い、登りました。一人二本ずつ用意された杉の苗を植えたのですが、夫に三本をお願いし、私はなんとか一本を植えました☆怯えつつもしっかりファミリーで記念撮影だけはしてきました。こんな経験、めったにできませんから…。
そのあとは「葉枯らし」現場を見学。樹を切り倒した後、葉が枯れるまで自然に乾燥させることを葉枯らしというそうで、乾燥する時期を選んで樹を切り倒すようです。たしか3か月くらい、自然放置すると説明してくださいました。
 

ランチをいただいた後は製材所見学。そこでは自然乾燥ならぬ機械を使った乾燥や、材木の加工現場を見学させていただきました。樹の新鮮な匂いがただよっていて、木目もとっても美しく、惚れ惚れみとれてしまい、「あの材木は使えないか」「こっちの木目がきれい」などとこれから建てるわが家の床や壁に想いを馳せながら楽しく見学させていただきました♪中でも東北地方から運ばれてくる赤松の色がとってもきれいで印象的。もともとホワイトパインをフローリングに使おうとしていましたから、それが国産材でできるのであれば願ったりかなったり、です。

盛りだくさんな一泊旅行で、すっかり気分もリフレッシュ、家への夢もますます膨らんだ今回の体験。それもこれもいい出会いがあってこそ♪ですね。