お次はロタウィルス…

一週間の入院生活を終え、無事一歳の誕生日を自宅で迎え、さぁがんばろ〜と思っていたところに息子、嘔吐です…(涙)。すっかりお世話になっている都立O病院の優しいI先生に急患で診察していただいたところ、見事ロタウィルス陽性の結果が出てしまいました。
嘔吐下痢もこれで3回目、夫との共同作業も幸か不幸か慣れてきて、熱湯消毒もハイター除菌も手早くこなせるようになりました。基本的に対処療法しかないのですが、今回先生からはミネラル補強の薬(ポカリスエットのようなもの)を出してもらい、それで水分補給がかなりできているので息子の状態も徐々に回復してきているようです。

それにしてもいつものことながら辛そうな我が子の様子を見守るのは、母もつらい…。
そういえば、ここ数日見かけた肝っ玉お母さんたち:
先日入院したとき同室だった三つ子ちゃん(のうちの一人が入院)のお母さん、子供がご飯を嫌がって食べないでいると「じゃぁいらないのね!」とスパっと食事を切り上げ、子供が泣こうがわめこうがぎゅっと抱きしめ自分も睡眠。
今回救急外来の待合室でみかけたお母さん。おそらく同じ一歳くらいの子供を抱っこひもで抱えたまま文庫本をむさぼり読んでいました。タイトルに太宰治とみえたような。
わたしはというと感情移入したところで息子が治るわけではないけれど、いつも看病している自分まで疲れてしまいます。力のいれどころ、抜きどころ、がわかってないのかなぁ、と、肝っ玉母さんたちのことを思い出しながら我が身を振り返ったのでした。