おっぱい戦争(〜2週)

従姉弟と

何の疑いも無く、赤ちゃんは母乳で育てよう!と思っていましたが、これが大変。。入院中は恐怖の”哺乳量測定”なるものがあり、授乳前・後の体重を比較しどれくらい飲んだかを量るのですが、うちの子は何故だか毎回体重がマイナスになるのです・・・。母乳を吸えないばかりか、逆に汗や涙で消費されてしまうのでしょうか・・・(悲)。おちょぼ口なうえ、小さな舌を巻き上げるのでうまく飲めず、空気を呑んでしまって癇癪を起こすという悪循環。赤ちゃんとは思えないくらいの泣き声と足の踏ん張りに、授乳する私もくたくた。母乳育児に力を入れている産院だったので、退院した週のうちに再度母乳外来で指導を受けるように、と言われてしまいました。
4月1日に退院。退院後の授乳は、まずは口にくわえてもらうところから母と子の試練が始まりました。とにかく足で踏ん張って飛び上がるので、その飛び上がりにあわせて「えいっ」とくわえさせようと、毎回悪戦苦闘。きっとこの姿は客観的にみたら滑稽なのでしょうが、こっちは真剣です。。退院した日に家でうまくおっぱいに吸い付いてくれたときには安心して力が抜けたと思いきや、”ブルブル”っと寒気が。おっぱいを出してばっかりのせいもあってか、風邪をひきかけていたのです・・・。が、ここで倒れるわけにもいかず。
実家の両隣、斜め前の3軒が同じ産婦人科で最近出産・これから出産したという環境だったので、母(ばーば)経由で毎日いろんな情報が入ってきます。中でも1月に4人目の赤ちゃんを出産した奥さんからのアドバイスで「母乳育児は忍耐忍耐。絶対ミルクは飲ませず、頑張ること!1ヶ月健診でようやく生まれた頃の体重に戻ったわよ。」という言葉に私も奮起し、3日から5日まではほぼ3晩徹夜で授乳。そして5日に母乳外来で測定しにいったのですが、体重が退院時よりもまたもやマイナス(涙)。よかれと思って、蒸しタオルでおっぱいをあたためて授乳したりもしていたのですが、「素人がそんなことをすると炎症を起こす」と助産婦さんから厳しいお叱りまでいただき、すっかりめげてしまいました・・・。ただでさえ慣れない育児と、授乳のための徹夜がたたったのか、8日にはとうとう発熱。しょうがなく夜中のお世話を母(ばーば)に手伝ってもらい、授乳はミルクを足して、なんとかその晩は乗り切ったのですが、咳→喉→熱→鼻と続く症状に苦しめられることになってしまいました。

写真は大分から遊びにきてくれた兄一家(従姉弟のあーちゃん、れいくん)と。