最終出社日〜いよいよ産休突入です〜

Present

産前7週、産後8週が私の勤める会社の産休規定なのですが、有給休暇を数日追加して1月一杯で産休に入ります。年が明けて組織が大幅に再編成となり、この1ヶ月間は(産休に入ることが決まっている私にとっては)結構暇だったのですが、なぜだか最後の日となるとたくさんの問い合わせが…(笑)。各種情報はデータベースにまとめて事前にお知らせはしていたのですが、いざいなくなると最後の最後に皆質問してくるものなのですね。
産休というと、独身時代は「学生時代以来の長期休暇」という感覚でとってもうらやましく思っていましたが、いざ自分が産休に入るとなると…、自分でも驚いたことに不安になるものです。今までかれこれ10年間、必死に仕事をしてきたのでいざ“お休み”となると、なんだか方向を見失ってしまうような気がしてしまいます。
改めて「なぜ仕事をしているのか」を考えると、私の場合、誰かに認められること(期待に応えたり頼りにされたり…)に一番喜びを感じていたような気がします。プラスして人や社会とのかかわりの中で自分の成長もあり、興味も広がり、そしてお給料ももらえるというような理由が続いていましたが、これからは、家族が増えることによってその内容や優先順位も変わってくるのかも。上司や先輩方からのアドバイスは様々です。男性では「決して仕事は辞めないように」という人もいれば「女性は子育てに専念すべき」という大前提のもとに話す方もいらっしゃいます。女性でも「なるべく早く復帰するように!」(産休のみで育休を取得しない人の方が出世率は断然高いようです)とバリバリ仕事モードの人もいれば、「育休中に二人目ができて、3年休んだ」というような方もいます。短くはない期間休職するとなると、会社から自分にかけられる期待値も少なくなり、なんだか取り残された感もあり…。自分で仕事の舵をとっている人はそんなことはないのでしょうが、私の場合はそうじゃなかったので休職することに対して不安になってしまうのかもしれませんね(汗)。女性の先輩複数人に子育てと仕事の両立についてはお話伺いましたが、長く仕事を続けている先輩に共通していたのは『肩の力が抜けている』ことで、それぞれいろんな家庭事情がありつつも“できることはできるし、できないことはできない”という基準をもって自然と優先順位付けしていらっしゃるのかもしれません。
いつ職場復帰するかは悩んだ末、旦那さんの仕事や学業の都合を考慮して2010年1月復帰の予定に決めました(ちなみに我が社の場合、育児休暇は最長2年とることができます)。仕事で関わりのあった皆さんから、花束、色紙、水天宮の戌の飾りもの、てぬぐいに入った飴、トイザラスのギフトカードなどをいただきました[今日の一枚]。皆さん思いやりがあり(涙)、人間関係にはほんとうに恵まれていて、感謝です。