仕事納め 〜1年を振り返って〜

私の勤めるIT企業は12月末が決算期。個人的には今期がオンコミッション営業(歩合制)として1年め。実りも気付きも多い一年となりました。というわけで、今年を振り返ってみます。

  • Cost Center vs Profit Center

仕事内容は様々な経験をすれども、組織上は過去9年間本社管理・マーケティング部門(=Cost Center)に所属していた私。今年初めて営業部門(=ProfitCenter)に組織移動しての1年。”出世する人の本当の理由”とやらで『組織上Profit Centerに所属していること、つまり、会社として利益をあげている部門で実績を残すこと』というのをきいたことがありますが、まさに営業職は社内の多くの部門から立場的に優遇されていると感じることの多かった1年でした。お客様あっての営業なので、社内組織を動かしやすい、そして、ビジネスへの貢献度が見えやすいのですね。会社によっては例外もあるとは思いますが、私の勤めるところは特に営業重視の傾向(マーケティングが弱いと感じる...)。日頃の仕事内容も”お客様のためになるか”という判断基準があるために、いろいろ難しいことはあっても精神的にストレスは溜まりにくかったように思います。逆に過去の仕事内容は社内調整やら親会社(US,AP)からのReviewやら....と価値を見出しにくいことも多かったので余計そう感じるのかも。

  • On Commitionであるということ

営業がゆえに勿論数字の責任を持ちます。それがDirectにお給料に反映されますし、目標達成されればお給料UP↑、達成されなければDOWN↓、かつその理由をReviewされるので各種Reporting Workが増えるという負のスパイラル。1年目の今年は四半期毎に波はありましたが、年間通してお陰さまで目標達成!!! ギリギリですが101%くらいの達成率です....。

  • でも・・・年末評価に来年の期待値は含まれる(?)

個人的には新しいことへチャレンジし達成感もあり充実した一年だったのですが、でも、年間評価として上司からもらった評価は入社以来過去最低(年間評価は相対評価でつけられ、若干来年のボーナスにも影響が出ます...)。理由をきくと、来年退職とか休職(私の場合2月半ばから産休)の予定がある人は、お給料への影響も少ないとかで自動的に評価が低いのだとか。これは事業部としての方針で人(Management)にもよるらしいのですが...。産休で年央に休みに入るとか復帰するという人は自動的に評価が低いというのは聞いたことがありましたが、1年間フルに働いた結果で評価が低いというのは周りの女性先輩にきいてみても前例はないようで、納得してもよいものやら微妙。この評価にはもちろん上司に反論してみたのですが、相対評価で(事業部内で人数枠も決まってるんですよね)いまさら上司の一存だけで評価がくつがえる雰囲気もなく、評価が変わらないのに産休前に揉めるのもどうかという気持ちもあり、Fightするまでいかずに終わってしまいました。年末評価に来年の期待値が含まれるのは組織上はふつう、という意見もありますが、そうなんでしょうかねぇ。