再入院・・・そして自宅療養中・・・

またまた長い間ブログを更新しておりませんでした。なぜならば・・・また入院してしまったのです(悲)。症状がぶり返し、さらに前回よりひどくなり、今度は入院期間が2週間弱。そして、退院後、福岡に住む実母に1週間看病にきてもらっていました。母は本日福岡へと戻り、再び夫婦二人の生活に。
1度目の入院とあわせると、合計1ヶ月近くも会社を休んでいることになります。こんなに長い間仕事を休んだのははじめての経験で、最初は申し訳ないやら悲しいやらで、病院の天井を見上げながら焦る気持ちでいっぱいになっていたのですが、なかなかよくならない身体と向き合っているうちに『自分でどうにもならないこともあるんだ』という心境に変わってきました。幸いにも理解のある上司の助言もあり、また、前回退院後すぐ仕事復帰してぶり返した恐怖もあり、今回は自信がつくまでゆっくりとお休みをいただいています。そして、ようやくこうしてブログを書く程起き上がれる状態までに回復してきました。

なぜ入院していたのか、ということなのですが、病名は妊娠悪阻(おそ) 』です。要は重度のつわりです。そう、妊娠したのでした!!! (退院の報告と同時に、妊娠の報告ブログになってしまいました。) 
妊娠はとってもうれしいことなのですが、思いがけずつわりに悩まされ、入院まですることに。1度目、2度目の入院の時も1週間は絶食。食事どころか水分を口にしても吐いてしまう為、1日4本(2リットル)の点滴+制吐剤。”たかがつわり、されどつわり”、病気ではないとはいえ、症状には個人差があるもの。大抵の子供を持つ女性が経験しているつわりであるからこそ、「我慢できないの?」の一言や、「這ってでも仕事していた」という武勇伝を聞いては落ち込み、「何で私はこうなんだろう・・・」と鬱々とするのです。いろんな本などで調べると、妊娠悪阻になる確率は妊婦の1%未満、ということ。ワーキングマザーの多い今の職場の女性先輩にアドバイスを求めても、同じような症状を経験したことがある人には出会わなかったのは、無理もないのでしょう。。
いまはだいぶん症状も改善。食事もとれるようになりました。あとは、随分と長い間外出していないので、少し身体を外の空気に慣らして、そろそろ職場復帰を果たしたい、と考えています!ずっと寝たきりの生活でしたが、吐き気や頭痛で気持ちが悪く、何かを考えることもできなかったため、私にとってはまるで失われた1ヶ月。気がつけば季節も変わり、お腹は少しでてきて着ることができる洋服が全くなくなり、どうしようか、と悩んでいるところです。失われた1ヶ月ではありましたが、ちょっと立ち止まる時間があったことは、プラスだったのかもしれません。どちらにしても入社以来10年間突っ走ってきた仕事には、出産ではじめてブランク期間が生じるわけですし、思うようにいかない身体をじっくり向き合い、今までの生活習慣を見直す良い機会になりました。
”母になるって、すごい経験で、学ぶことが多いなぁ”と感じる今日この頃です。わざわざ看病に出向いてくれた実母・そして、いつも気遣ってくれる義母には、本当に感謝しています。