夏休み、いざ屋久島へ。まずは一周ドライブしてみる。

今年の夏は“癒”を求めて自然を楽しもう、ということで夫婦一致。行き先は迷った末、屋久島となりました。実は私、鹿児島に小・中学時代の9年間住んでおりました。が、屋久島は行ったことがなかったのです(案外すぐいける時には足が向かないものですね...)。東京から屋久島へは、直行便はなく、羽田→鹿児島、そのあとプロペラ機もしくは高速船に乗り換えて屋久島へと向かうことになります。どうせ鹿児島に降り立つことなので、屋久島に3泊した後は、指宿1泊、鹿児島1泊することに。
行きは飛行機で屋久島へと向かったのですが、まず驚いたのは鹿児島空港マッサージチェア(10分200円)が完備されており、待合場所には椅子席以外に畳が....。皆NHKのど自慢を眺めながら畳の上にゴロンと寝転がっており、気分は一気に休暇モード。
飛行機へと乗り込み、一路屋久島へ。タラップを降りると夏の空気。小さい空港なので荷物もベルトコンベアではなく、山積みされたバックが狭いピッキングエリアにどんどん置かれていきます。

予め予約しておいたレンタカー屋さんが迎えにきてくれており、レンタカーを借りていざ出発。屋久島はぐるっと一周すると3時間強くらいの島。寄り道しながらまずは一周して島の様子を把握してみることに。薦められた『屋久杉自然館』へ入ると、2005年12月末に積雪の重みで折れた縄文杉の枝が展示されていました。枝もさることながら、屋久島に雪が降る、という事実を改めて認識。なんせ九州のトップ7の山が屋久島に揃っているというのですから、当然といえば当然ですね。
しっかり勉強して外に出、『杉の茶屋』(木造で味わい深いお店)でお団子2個をGET!写真左はよもぎをたっぷり練りこんだかからん団子、右は紫芋と餅粉を練って紫芋の餡をくるんだこづき団子。色が素晴らしくきれいだったのでパチリ。「無添加で美味しいのよ〜」とお店のおばちゃんがいうとおり、素朴で美味でした。 

さらに車を進めて『大川の滝』へ。水の島としても知られる屋久島では、車で気軽に巨大な滝まで行けるのです。大川の滝は落差役88mと、屋久島の中でも最大級の滝(らしい)。滝つぼのすぐそばまで行けるので、迫力満点。滝に虹までかかっておりました。しばらく滝つぼ前でマイナスイオンを浴びましたが、しばらくすると水しぶきで服がびっしょり。車をとめたところに湧き水が出ていたので、水筒に水を補給し、出発。

大川の滝を過ぎてしばらく行くと、『西部林道』。世界遺産の中で唯一車が通れる道だそう。1車線の山道で、ほぼペーパードライバーの私は気が抜けませんでした(ちなみに今回の旅行では私がずっと運転。旦那さんは私以上のペーパードライバーだったので、やむなし・・・)。林道には人はいないのですが屋久猿がたくさん。「動物注意」の標識もいたるところに・・・。

そうこうしているうちに今晩のお宿、屋久島シーサイドホテルに到着。明朝に備えて、暮れ行く海岸を窓越しに眺めながら、今日は早く休んだのでした。