ワーキングマザー・メンタリング・カフェ

私の勤める会社は女性が働きやすい会社ランキングに度々登場する、女性のための制度が整っている会社でして、今日は技術者女性向けのイベントがありました。私は営業職なのですが上司が参加を薦めてくれた事もあり(いい上司です・・・)、参加してきました。何に参加したかというと、ワーキングマザー4名のメンターに未婚or子供なし女性がいろいろ質問させていただくという10名ほどの分科会。参加者は未婚の方4名と、(私を含め)既婚で子供なし女性3名。
印象的だったのは、メンターのワーキングマザー皆が口をそろえて「子供はもったほうがいい」と主張していたこと。どちらかというと、参加者の方が「とはいってもタイミングが・・・」とか「子供がいたらやりたい仕事ができなくなるからそうしたら仕事はやめるのかなぁ・・・」と、なんとなくネガティブトーンだったような気がします。
参考になったのは、『子供がいることでやりたい仕事ができなくなるのでは?』という質問に対するメンター二人からの回答。『やりたい仕事がたくさんたくさんあって、その中から選ぶ、と考えればいい。やりたい仕事ができなくなるのではなく、子供がいる時点でできるやりたい仕事を選ぶ。場合によっては仕事(job)を変える。』『楽しいと思えること、を持っていると強い。仕事が楽しい、どうにか続けたいと思えば、道はひらけてくるもの。周りの人はちゃんと見てくれて、評価してくれる。』
1時間半のセッションで、明るい気分に。ワーキングマザーがたくさんいる会社なので、いろんな体験談を聴けるのはありがたいです。一方で、ワーキングマザーって楽なわけではないことも事実。今回メンターで参加していた人たちも、子供が小さい時はベビーシッター代に給料の全てを費やしていた、と言っていました(仕事を続けるって、子供が小さいうちはお金が目的にはならないんですね...)。会社として制度(e-workやフレックスタイム、時短勤務などなど)が整っているとはいえ、部門によって使えなかったり、優秀でも仕事をやめてしまった先輩や同僚、周りの人の理解ない言葉を聴いてきた経験があるので、「そうはいっても現実はねぇ・・・」と、つい懐疑的な気持ちを持ってしまうのも事実。
実際に子供をもっていないと、ついついいろいろと考えてしまいます。が、「案ずるより生むが易し」。皆“子供がいて幸せ”オーラを出していたのが、真実なのでしょう。