今年よくチェックした著者の新書2冊

最近読んだ本2冊。
1冊目は『ウェブ進化論』で感銘をうけた梅田望夫氏の新書、『ウェブ時代をゆく』。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

サブタイトルに、”いかに働き、いかに学ぶか”とあるように、これからの新しい時代にどのような心構えで過ごせばよいか、のアドバイス満載。梅田さんがどのように自分の道を切り開いていったか、特に第4章のロールモデル思考法、は参考になりました。そして大組織に勤めるにせよ、独立してけもの道を進んでいくにしろ、”「三十歳から四十五歳」という大切な時期を無自覚に過ごすな”というメッセージには考えさせられました。ただでさえ産休を前に出産後の職場復帰について思いを巡らす今日この頃…。「大組織のプロ」を目指すのか、「吸収できることをすべて吸収して辞める」か。いずれにしても、自分で納得した結論をだしたいものです。その前に安産安産…。
2冊目はお世話になっているWMコミュニティサイト”ムギ畑”の主催者でもあり最近ベストセラー本を続々出版している勝間和代氏の『お金は銀行に預けるな
お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

こちらもサブタイトルに”金融リテラシーの基本と実践”とあるように、いかに資産形成していけばよいか、の基本書です。金融リテラシーといえば、内藤忍さんの『資産設計塾』に忠実にアセットアロケーションを実践している私。少しずつ投資を始めて2〜3年経とうとしていますが、確かに銀行に預けるよりもずっと効率よく運用できています。こういった運用本はいろいろと過去読んでみたので、あまり目新しいことはありませんでしたが、さすが勝間さん、わかりやすい解説で、自分のいまの運用スタイルは間違っていなさそうだな、と認識できました。投資は無理せず実践しながら少しずつリテラシーをつけていくことが必要だと思います。情報があふれているのでどの情報を選択すべきか、というのも、実践を通してしか結局わからないような気もします。投資をはじめる前と後で確実に変わったことと言えば、世の中の動きに敏感になったことでしょうか。単に資産を増やすためだけではなくて自分の勉強のためにもいいですね〜。年末年始は時間があるときにいま巷をにぎわしているサブプライムローン問題についてしっかり理解しておきたいと思います。