冨岡主将のリーダーシップに感激

最後のコンバージョン

トップリーグ上位4チームのプレイオフマイクロソフトカップ」は、3連覇を狙う薫田監督率いる王者東芝と、昨年まで早稲田を率いた清宮サントリーの決勝。観にいきました、秩父宮。超満員の2万3千人強。自由席まで立ち見で埋まっているのは清宮効果?

今日は私の会社の先輩(元ラガーマン)・彼女さんと一緒に、4人で観戦。
やはり大学ラグビーと違って、迫力と激しさに圧倒される。なにがすごいって、フォワードのあたりの強さ。特に東芝のディフェンスの強さには、最初から最後まで感嘆、ほんとにすごい。
試合はバックスよりもフォワード中心に進み、ディフェンスが強いので点もなかなか入らず、前半は7 vs 7の同点で折り返し。前半はサントリーラインアウトの安定感は見事。でも東芝のディフェンスを前に唯一とったトライがインターセプトだったので、後半トライが奪えるのか?と、そこは心配に。
後半はサントリーが確実にペナルティゴールを2回決め、6点差のままロスタイム。1トライ1コンバージョンで逆転できる点差、ラグビーは最後まで何が起こるかわからない、4分という長めの時間が残され、さぁどうなるか.....、と見守る。ここは攻める側と守る側の気持ちの差か、東芝がモールで押す、押す、押す(後からケーブルテレビで試合を再度みて、このモールは冨岡キャプテンの指示のもと、東芝の集大成・ドライビングモールを見せようと一致団結していたことを知りました)。どちらか一方を応援していたわけではないけれど、最後は自然と東芝を応援してしまいました。・・・そしてモールから侍バツベイの劇的な逆転トライ!ど真ん中!最後のコンバージョンも入り(写真)、14 vs 13で東芝が1点差で逆転勝利となりました。いやぁ、しびれました。拮抗した中、勝敗を分けたのは、攻める気持ちの強さとチームワークだったのかな。熱い試合でした。
最後の冨岡主将のインタビューでのコメントは素晴らしかった。相手を称え、自分たちに誇りを持ち、熱い情熱と試合を観る冷静さを兼ね備えている。このインタビューを聞くとラグビーファンにならざるを得ないでしょう。いやはや、かっこいい。