年賀状片手に、初詣

晦日に大急ぎで年賀状を仕上げ、新年が明けたと同時に近くの郵便局までお出かけ。途中、近所のお寺の初詣の列に並ぶ。源覚寺、別名、こんにゃくえんま、と呼ばれるお寺。
なぜ”こんにゃくえんま”かというと、ここのえんま堂に安置されているえんま像は、眼が黄色く濁っているそうなのだが、それはえんま王が信心深い老婆に己の右眼を与えたからで、その老婆が感謝のしるしとして、自分の好きな“こんにゃく”を絶って、えんま像に供えつづけたというのだ。それ以来、眼病治癒の“こんにゃくえんま”として庶民の信仰を集めているらしい。そんな由来からお供え物が”こんにゃく”のこのお寺には、本当にたくさんのこんにゃくが供えられているのです。
元旦には近所の商店街の方々も繰り出して、いつになくなが〜い列。そして、参拝を終えた人たちがなにやら片手にお皿を持って出てくる。目を凝らしてみると、なんと「こんにゃく田楽」。無料でこんにゃく田楽と、甘酒OR御屠蘇を振舞っている。地域密着の良いお寺で初詣できて、満足満足。