これぞ求めていた!Ajax入門書

営業職ながら仕事ではある程度のIT技術がわかっていないと、お客様(対企業)とお話にならない。企業の“レガシー”な基幹システムを“イマドキ”なシステムに変えるには、画面周りの技術論にもなる。
大学時代はHTMLやjavascriptを少し触ってstaticなホームページを作ったりしていたけれど、今や地図がスクロールできたり、検索キーワード候補が自動的に表示できたりする時代…。そんなdynamicな動作、どうやって作るのだろう?Ajax的なページなんていうけれど…。
そんな私にぴったりだった本がこれ。

実例で学ぶ! [入門と実践] Ajax+XML [CD-ROM付き]

実例で学ぶ! [入門と実践] Ajax+XML [CD-ROM付き]

簡単なコーディング例があってイメージがわきやすいし、なによりその技術にいたるまでの背景が読み物風にも書かれていて、わかりやすい。171頁のコラム「このコラムは読み飛ばしてもかまいません」ではじまる“XMLに至る歴史”は、まさに目からうろこの内容。XMLは、HTMLの前身であるSGMLが実現しようとしたものの改良版だ、という解説には、な〜んだ、そういうことだったのか!と、とっても納得感がありました。更に最後にXSLTについてもミニ解説まであって、とっても充実の内容。
SEじゃないけど広くなんとなく今巷で話題の最新技術のことを知りたい、という方には、お薦めの一冊です!