フォワードの重要性を理解した一日

早稲田のラインアウト

伝統の早慶戦、ちょうど来京していた旦那さんの友人(元宮城県代表花園ラガーマン、自称“日本一俊足フッカー(当時)”)も一緒に6名で行って来ました!やはり早慶戦ということだけあってすごい人・人・人。
注目の前半は曽我部くんの美しいドロップ・ゴールは見られたものの、慶應が2トライ決め、8vs14でまさかの慶應リード。早稲田が実力でかなり勝ると思っていたので、これには驚き...。5日の慶明戦で、慶應バックス陣の強さを知りましたが、この強さは早稲田にも通用する強さだったと実感。ピカ一目立つのはやっぱり山田くん(小倉高校出身!)
ハーフタイム中に早稲田は気合が入ったのか、後半開始早々五郎丸→今村とつないでトライ。コンバージョンも見事決める。その後は個人技が光る早稲田。五郎丸の6人抜きトライは見事だし、矢富くんの動きもさすが。畠山くんもターンオーバーし活躍、しかもフォワードなみにゴールに向かって走る!その姿をみてフッカー出身の友人が一言、「バックスも夢を見るんだよな・・・・」。ちなみにフッカーの見せ場(TVに映る)のは、ラインアウトのボールを投げ入れる瞬間だそうで、かなり意識するそうです ^^
今回差が出たのが、フォワード陣。慶應ラインアウトがぜんぜん決まらなかったし、スクラムも弱い。だからバックスにボールがつながらない。せっかく山田くんが控えているのに、ボールがうまくまわらない。それに比べて早稲田はバランスがとれているように見えました。
後半はバランス・個人技ともに勝る早稲田が点差を広げましたが、慶應も惜しい場面や見事なトライを見せ、実に見応えのある試合でした。
次12月5日は「スクラムの明治」との対決。これもまた楽しみです。

伝統の早慶戦というだけあって、いろんな人も観戦していたようで、清宮監督もいたよう。私は帰り際、昨年の早稲田キャプテン現サントリー所属の佐々木選手をすぐ側で目撃(思わずじっと眺めてしまって失礼だったかしら・・・)。